この度うめねこでは、老猫達をサポートするシステム「シニアtoシニア」というサービスを始めます。
老猫と暮らすことは確かに辛いこともあります。それは生きている限り、人間だって猫だって最期があるから仕方のないことです。
それより、その残された時間をどう生きるかを考えることにしました。
例えば10歳以上の猫は、人間で言えば60歳前後になります。
ちょっとずつ歩くのが遅くなったり、おトイレが近くなったり、消化の良い食べ物で胃腸に負担をかけないようにしたり、おもちゃで遊ぶと数分で疲れちゃったり、目が悪くなって階段を踏み外しちゃったり。
ほんのちょっと人間の助けは必要かもしれませんが、老いを自然に受け入れて毎日を生きる老猫達はやはり格別に可愛いい存在です。
人間の場合は、譲渡条件でよくある「60歳の壁」を取り払うことができます。
健康で金銭的余裕もあるのに、60歳以上ということで譲渡をあきらめている方もたくさんいらっしゃると思います。
お互い高齢であるけれど、健康な人と猫がお互いをパートナーとして生きるシステムが「シニアtoシニア」です。
また、何らかの事情で高齢猫を飼えなくなった飼い主をサポートするシステムでもあり、年齢制限により里親になれない方々の新たな動物との共生の道につながるよう尽力していきたいと思います。
初めての試みなので不備やわかりにくい点がございましたら、都度ご指摘お願い致します。
条件は下記になります。
譲渡される高齢者は
・60歳以上であること
・健康で日常生活が問題なく送れていること
・定期的に連絡が取れる方
・一人暮らしの方は後見人を立てられる方
・完全室内飼い、適切な食事と医療が施せる方
譲渡する高齢猫は
・10歳以上であること
・血液検査、健康診断などで問題がないこと
・完全室内飼いで生活してきた猫であること