つるちゃん、3度目のがんです。
1度目はお尻にできた5センチの繊維肉腫を切除。2度目は耳介にできた扁平上皮癌を切除。
そして3度目は、1度目と同じお尻に繊維肉腫ができました。1度目のがん切除からは、1年5か月になります。
尻尾の小さいしこりを見つけた時には、もう深部までがんに侵されていました。
最初のがんから、ずっと抗がん剤治療を続けてきました。
2か月前には、腫瘍の転移も見られず順調だっただけにショックでした。
がんによる痛みを取り除くには切除が一番ですが、今回は腫瘍ができた場所が尻尾の上部ととても厄介な所です。
先生も切除できるかどうかレントゲンや触診などで何度も何時間もかけて検討してくれました。
結果、切除の大きさによっては支えが無くなり歩けなくなるかもしれない、最悪は開いてみて安楽死になるかもしれない、何度も悩みながら診断して頂きました。
私も3度目の手術はしないつもりでした。けれど、手術の辛さよりがんに侵されて苦しむ方が辛いのではないかと思い、切除できることに一縷の望みを賭けていましたが、諦めざるを得ませんでした。
そして、もし腫瘍が切除できたとしてもまた再発するのではないか?
と思うと、どこかでがんと闘い続けるつるを開放してあげなければなりません。
腫瘍は少しずつ大きくなり、つるの真っ白な毛を押しのけて目立つようになりました。
憎らしい塊。
今は、抗がん剤と鎮痛剤を1日おきに服用しています。
あとどのくらい持つのか私は怖くて先生に聞けませんでした。ただ、これからおとずれるつるとの闘病をここに綴っていこうと思います。
朝から晴れて、久しぶりに南側の窓辺で日向ぼっこするつる。
昨夜は、室温が上がっていたのでお腹を出して寝ていました。
ピンクのポチャポチャしたお腹がかわいい。
この後、ちょっとだけ触らせて貰いました。
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